外為取引を考える：外為取引の買いポジショ...

FX投資家のための為替相場の見方・読み方
著者：小池正一郎出版社：東洋経済新報社サイズ：単行本ページ数：227p発行年月：2007年05月この著者の新着メールを登録するFX投資の超入門書。元長銀で伝説の為替トレーダーと言われた著者が説く「市場の法則」と「投資の手法」。確実に儲けるための基礎知識を解説。【内容情報】（「BOOK」データベースより）相場力を身につけるために知っておくべき基礎知識！伝説の為替トレーダーが説く「市場の法則」と「投資の手法」。【目次】（「BOOK」データベースより）第1編　外国為替についてはじめてのあなたに（始めるにあたって自分を知る／外国為替市場を自分の世界にする）／第2編　やさしい外国為替相場の見方・読み方（．．．

外為取引の買いポジションというのは、「買っている状態」という意味ですよ。
現金で１万ドルを持っている訳ではないので、「買っている状態」と言います）この５０００ドルの買いポジションを持った後、１ドルが１１２円になったとしますね。
すると、５０００ドル×１１２円＝５６万円ですよ。
持っている資産（買いポジション）が、ドル円の変動によって、１万円の利益を生みました。
ここで満足してドルを売ることで、買いポジションを解除し、「５６万円ー５５万円＝１万円」という、差額１万円が振り込まれるのですよ。


外為取引取引をしている証券会社が倒産してしまうというのもリスクですね。
２００５年の法改正のおかげで、危ない業者はかなり一掃されましたが、それでもゼロではありませんね。
なるべくなら大手で安定した、歴史の長い会社で外為取引口座を開いておきたいところですね。
一部のシステムリスク以外は、どれも普段から少し注意するだけでかなり避けられる事ですよ。
こういったリスクがある事をふまえた上で行動するのが理想ですよ。
日々、対策を打っておきましょうね。


外為取引を扱っている証券会社では、それぞれ「最低でも維持しておかなければならない金額」という基準がありますね。
例えばこの会社が、「最低３万円は預けてください」という基準を持っていた場合、あなたは今まだ「５万円ー１万円の損」で総資産４万円ですよ。
（最低額に達してないので取引はまだ可能）ここで１ドルが一気に１０６円になった場合。
あなたの資産は「１０６円×５０００ドル」で５３万円となりますね。
２万円の損により、あなたの資産が３万円ぴったりとなりました。
あと１銭でも下がったら、そこで基準を割り込んでしまいますので、その金額で強制的に取引が決済されて損失が確定するという仕組みですよ。


外為取引の基本、スワップポイントとは、取引を行った際の二つの通貨の間の「金利の差」ですよ。
例えば１ドルを１００円で、１万ドル分を買ったとしましょうね。
その買いポジションを翌営業日まで持ち越した場合。
買ったドルには、（ドルを保有している訳ですから）その分の金利収入が入りますね。



従来のＦＸトレードシステムの弱点を克服した驚異のスーパートレードシステム→Super FX SYSTEM



外国為替投資自動売買超入門
実用百科出版社：実業之日本社サイズ：ムックその他ページ数：103p発行年月：2004年12月この商品の関連ジャンルです。 ・本> ビジネス・経済・就職> 株・資金運用

関連情報はここから⇒　　外為取引 　外貨預金 　株